「あの看護師には先生の態度が優しい」
「いつも楽しそうに話してる…」
先生に好かれている看護師っていませんか?
その反対に、
「あの先生とあの看護師は相性が悪い!」
「いつも怒られてて可哀想…」
先生に好かれない看護師もいます。
どっちの看護師の方がいいかと言われたら、やっぱり先生に好かれる看護師になりたいですよね。
でも好かれる看護師と好かれない看護師の違いって何でしょうか?
実際に一緒に働いていて感じる、両者の特徴を徹底比較しました。
その特徴を元に、好かれるナースになるための4つのテクニックを紹介します!
医師に好かれる看護師の特徴【こんな看護師は愛される】
実際に働く職場で、「この人は先生に好かれているなぁ」と感じる看護師達に、共通している特徴を3つ紹介します。
医師に好かれる看護師は、身だしなみが綺麗
やっぱり見た目は大切です。
見た目の印象は、その人がどんな人なのかを判断する重要なポイントになります。
若いから、可愛いから好かれる…というのは関係ありませんよ。
先生に好かれていた同僚は、夜勤明けで疲れていても、朝ちゃんと身だしなみを整えていました。
身だしなみに気を配れる人は、周りからの印象も良くなります。
医師に好かれる看護師は、報(報告)、連(連絡)、相(相談)が的確
先生が「この人と仕事がやりやすい」と感じる看護師は好かれます。
その基本になるのが報告、連絡、相談です。
何でも主治医に連絡!すぐ報告!!ではなく、
緊急性を要するものなのか、すぐに主治医の指示を仰がなければいけないのかを、周りのスタッフにも相談しながら的確に判断出来ることが大切です。
一人で勝手に判断したりすることはなく、必要な事はちゃんと主治医に相談できる看護師は医師からも信頼されます。
また先生は今忙しいのか、忙しいなら後で伝えよう等と、緊急性のない報告や相談は相手の仕事の状況も考えましょう。
医師に好かれる看護師は、社交的で気さくに話しかけられる
医師の方が看護師よりプライドも高いし「話かけにくい…」って感じる事も多いと思います。
しかし、相手を敬いながらも気さくに話しができるような、明るくてムードメーカータイプの看護師は先生達からとても好かれています。
先生たちからも話しかけてくれたりするので、病棟内もすごく和やかな雰囲気になります。
医師に好かれない看護師の特徴【こんな看護師は嫌われる】
先生に嫌われている看護師は、明らかに先生の態度が冷たかったり、怒られる事が多い。
なぜ嫌われてしまっているのか、その特徴を3つ紹介します。
医師に好かれない看護師は、プチドクターの様に意見する
医師それぞれに少なからず、プライドを持って患者の治療にあたっています。
そこへ看護師がまるで医師と対等のように患者の治療方針などに意見する、プチドクターのような言い方をする看護師は好かれませんね。
正しい知識や技術をしっかり持っているのは、大事なことですが、私たちは看護師であり医師ではありません。
相手を尊重した言い方や話し方が大切です。
医師に好かれない看護師は、感情的になりやすい
忙しいと機嫌が悪くなったり、愚痴が増えたり。
明らかに「機嫌が悪いな」というのが、表情から滲み出ている人って周りも嫌な気分になりますよね。
先生からしても感情的になりやすい人は話かけにくい存在です。
そういう人が病棟にいると病棟全体の雰囲気も悪くなりますよね…。
周りが見えず、自分の事で精一杯になってしまう
新人の時はよくある事ですが「もう看護師何年目?」って言いたくなるような先輩看護師でも、
周りが見えず気が利かない看護師は先生に好かれませんね。
先生のフォローや介助も看護師の大切な仕事です。
自分の事に精一杯で余裕がないと、相手の事を考える暇なんてないですもんね。
【参考】私の周りに実在した好かれる看護師・嫌われる看護師
実際の職場で、私が先生に好かれていると感じる看護師と嫌われているなと感じる看護師を紹介しますね。
多くの医者に好かれていたカリスマ看護師Aさん
看護師Aさんが先生たちから好かれていたポイントは
ポイント
・明るくて、先生たちにもフレンドリー
Aさんは仕事が早いだけではなく
「大丈夫?何か手伝う事ない?」
と声をかけてくれて、周りで忙しい人がいたらフォローしてくれるような人です。
そんなAさんは先生からの指示を着実にこなすだけではなく、処置の介助に張った際も、先生が次に行う手技を考えて、先に動くことができるので、先生達から「一緒に仕事がしやすい」と言われています。
またいつも明るくて、
「先生、今日は外来は忙しいですか?…」
と話しかけたり、先生たちといい意味でフレンドリーに会話もできるAさんは先生からとても好かれています。
びっくりするぐらい嫌われていたお局看護師Bさん
看護師Bさんが嫌われていたポイントは
ポイント
・感情的になりやすい(怒りっぽい)
Bさんは感情的になりやすいタイプで、態度や表情からも機嫌が悪いのがよく分かる…。
特にイライラしている時は、看護師の私も近寄りたくないと思ってしまいます。
また勤務年数も長く、自分にプライドもあり、よく先生に治療方針などで意見して、病棟内でバトルになることもあります…。
先生に怒り口調で返されても、冷静に対応できればいいのですが、Bさんも同じく怒り口調で返すので衝突してしまいます。(病棟内で先生と看護師の言い合い)
医師への言い方や話し方には注意が必要ですね。
医師に好かれる看護師になるための4つのテクニック
では好かれる看護師にはどうしたらなれるのか…。
両者の特徴を比較・分析した結果から、好かれる看護師になる為の4つのテクニックを紹介します。
忙しくても常に笑顔で対応する
忙しいと余裕もなくなって、イライラしがち。
そんな時でも常に明るく、笑顔で接するように心がけるだけで、とても印象が良くなります。
先生も看護師に指示を出す時、嫌な顔されたら気分悪いですよね。
なるべくイライラしたり怒りの感情は顔に出さず、笑顔を心掛けましょう。
医師にも気さくに声をかける
まずは挨拶が基本です。
会った時は必ず挨拶をしましょう。
挨拶がキッカケで話しかけやすくなったり、先生からも話しかけてくれるようになります。
私も初めは先生に話しかけるのも緊張していたのですが、何度か話すうちに自然と何気ない会話もできるようになりました。
相手を敬いつつも、気さくに話が出来る関係を作っていきましょう。
夜勤明けでも身だしなみは気を付ける
先生って意外によく見ているんですよね…。
「今日顔疲れてんなー。」
と夜勤明けに言われたこともありました(笑)
夜勤明けは疲労困憊でぐったりだと思いますが、最低限の身だしなみは整えましょう。
薄いメイクや、髪形を直したり。
だらしない恰好はいくら夜勤明けでもNGです。
指示待ちにならず、気を利かせる
気が利く看護師は先生から絶大な人気があります。
でもいきなり気配り上手にはなれませんよね。
例えば、処置の介助につく時は言われてから動くのではなく、次に先生が何を求めているのかを考えながら先に動けるように練習しましょう。
「あの看護師は気が利くから、一緒に仕事がしやすいな!」
なんて思ってもらえればこっちのものです!
まとめ 医師に好かれる看護師になろう
先生たちに好かれるポイントは
ポイント
・気配りが上手
・身だしなみに気を付ける
お互い気持ちよく仕事ができる関係を作り上げていくことが大切です。
先生に嫌われて仕事がやりづらくなるよりも、先生たちに好かれる看護師を目指しましょう!