毎年2月は看護師国家試験があります。
受験される方は、試験当日に向けて勉強を始めている時期ですね。
私の学校は12月半ばまで看護実習があったので、本格的に国家試験に向けた勉強を始めたのは12月に入ってからです。
そんな私でしたが、実際に受けた国家試験の正答率は90%を超えて合格する事が出来ました。
「今から(12月)勉強を始めて国家試験に受かるだろうか」と不安を抱いている人もいると思います。
私も同じ気持ちでした。
でも「焦らなくて大丈夫」
これから国家試験勉強を始める人や、漠然とした不安でいっぱいの人に向けて、焦らなくても良い「心構え」を伝えたいと思います。
【看護学生の不安解消】看護師国家試験は落とす為の試験ではない
これから受ける看護師国家試験がどんな試験なのか知るだけで、不安が軽減されます。
不安が軽減すると勉強に集中できますから、まずは国家試験について客観的に見てみましょう。
看護師国家試験の合格率は9割
参考:マイナビ看護師
過去5年間の看護師国家試験の合格率です。
大きな変動はなく、毎年90%前後の人が合格している事が分かりますね。
約90%の人が合格できると聞いて、多いと思いますか?少ないと思いますか?
私は学生の時この合格率を聞いて「90%以上の人が合格できるんだ!」と気持ちが前向きになりました。
世の中にはもっと合格率の低い試験はたくさんあります。
それに順位も関係ありません。
試験を受けた人達の中で上位9割に入れば良いだけの事なのです。
9割に入ればいいだけの事と思えば気持ちに余裕ができると思います。
勉強をすれば必ず合格出来る。
9割の人が合格できる看護師国家試験は「落とすための試験」では無いのです。
看護師になるために必要な知識をちゃんと勉強しているか確認する為の試験です。
だから、勉強すれば絶対に合格出来ます。
そのため、過度に不安を抱いたり、焦ったりせずにコツコツと勉強していけば良いのです。
【看護学生の不安解消】看護師国家試験に向けた4つの心構え
2月に控える看護師国家試験合格に向けた、大事な心構えを4つ紹介します。
漠然とした不安を無くす
将来がかかっている大事な試験なので、「ちゃんと合格できるだろうか…」と不安になっている学生さんも多いですよね。
でも私自身試験を受けるにあたって大事だと思うのはいかに「不安を無くすことができるか」だと思います。
不安な気持ちもよく分りますが、合格できるか悩んでいても何も解決しませんし、不安によって集中力が欠如しやすいです。
勉強の集中力が切れたり、試験当日もケアレスミスを引き起こしてしまう原因になります。
しかし先ほど紹介したように、「落とす試験」ではない事が分かれば、そんなにビクビクしなくても大丈夫だと思えますよね。
また「全然勉強できてない。ヤバい。」とか「ちゃんと合格できるか不安…」とか周りの声を聞いて、自分も不安になるって事がありました。
でも、看護師国家試験は落とす試験ではないと気付くと気持ちが楽になって、焦る気持ちがなくなりました。
今、試験に向けた漠然とした不安やあせりがある人は一度、国家試験について客観的に見てみて下さいね。
気持ちのコントロールをする
焦りや不安が強いと、勉強に集中できません。
また、追い込みすぎて、病んだり、恐怖心に追われたり。
自分の気持ちをコントロールするのも、国家試験を乗り切るために重要です。
ストレスを溜めこみすぎずに勉強を続けるために大事な3つのこと。
- 今日やる事を決めて実践
- 遊ぶときには遊ぶ
- 勉強が進まない日があっても自分を責めない
やるべき事をコツコツと勉強していきましょう。
「試験が難しい」で不安になる必要はない
学生の時よく話題になっていた事が「去年は簡単だったから、今年は難しいかも…」という噂話です。
でも試験内容が難しい場合は試験を受けた人、全体の正答率も下がります。
それでも上位9割に自分が入っていれば問題ないのです。
なので問題が例年に比べて難しい試験の年に当たったとしても全く関係ないのです。
予定より勉強が出来なかった日があってもプラスに考えよう
「思うように進まなかった。」
なんてことはよくあります。
もちろん、私もそんな日もありました。
でも出来なかった事に目を向けるのではなく、
「今日はこれが理解できた」
とやった事、出来た事に目を向けましょう。
そして、「これで合格にまた一歩近づいた!」とプラスに考えてみて下さい。
常に前向きな気持ちで、モチベーションを保っていきましょう。
国家試験に向けて焦らずに、コツコツ勉強を続ければ大丈夫。
看護師国家試験は今まで3年間あるいは4年間積み重ねてきた事を発揮する場ですし、看護師になれるかどうかと不安や心配な気持ちが大きいのはよく分かります。
でも実際に私も数年前に受験してみて「勉強すれば受かる」と実感しました。
自分を追い込んで、夜寝る間も惜しんでひたすら勉強する、なんて必要ありません。(適当に勉強していては受かりませんが。
焦らずにコツコツと勉強していけば必ず合格します。
まとめ 看護師国家試験に向けた心構え
- 漠然とした不安を無くす
- 気持ちのコントロールをする
- 「試験が難しい」で不安になる必要はない
- 予定より勉強が出来なかった日があってもプラスに考えよう
国家試験は不安や心配、看護師国家試験に向けて勉強を頑張っている看護学生さんへ、試験勉強の悩みや進路の相談などあれば、こちらのお悩み相談室まで気軽にコメントを下さいね。
実習が辛くて悩んでいる看護学生さんはこちらの記事で辛い時宗を乗り切る方法を書いているので、参考にしてみて下さい。
この記事を読む
-
怒られすぎてメンタルがヤバイ!辛い看護実習を乗り切るために効果的な5つの方法
看護学生時代に私が一番辛かったことは、授業でも試験でも国家試験でもなく…看護実習でした。 「看護実習に行きたくない…」 「最後までちゃんと実習が乗り越えられるだろうか…」 と悩んでいる人も多いのではな ...
続きを見る