私は極度の冷え性で夏場、照りつけるような強い日差しと蒸し暑さの中でも、いつも手足は冷たいという状態でした。
そして看護師になってからは、特に体が冷えるようになり、足のむくみも悪化。
体の冷えはむくみの原因の1つです。
からだの水分がリンパ管や血液中から漏れ出して、細胞と細胞の間(細胞間脂質)にたまってしまうと、それがむくみとなって現れるのです。
冷えとむくみの関係
患者さんにも血圧を測る時や採血する時に「冷たい手だね~」と言われる始末。
私のように、体の冷えによってもむくみが悪化する事もあるので、日頃立ち仕事が多い看護師にとって冷えは大敵です。
またむくみによる夏太りも気になりますよね。
そんな私が体の冷えを改善する為に実践した5つの方法
- 冷たい飲み物は控える
- はちみつジンジャーティーを飲む
- 湯船につかる
- 腹巻をする
- 適度な運動をする
この方法を実践してからは手足が氷の様に冷たくなる事はなくなりました。
また、体の冷えが改善した事で、自分の体調にも良い変化が見られるようになったので、冷え性に悩んでいる方はぜひ参考にして下さいね。
看護師が夏でも体が冷える原因
体が冷えてしまう原因は、日頃の何気ない習慣が影響している事もあります。
身近な冷え性の原因を3つ紹介します。
常にエアコンが効いていて冷たい
病院内寒いんだが
— わたなべ🐰 (@piroyakiu) 2019年7月13日
病院内は全館空調管理されていて、常にエアコンが効いています。
パタパタ動いている時は感じませんが、座って記録をしている時「ちょっと肌寒いな」と感じる時もありました。
そうした状態が長時間続いてしまうと体にストレスとなり、自律神経のバランスが乱れ冷え性を引き起こしてしまうのです。
冷たい飲み物や食べ物を摂る
休憩室の冷蔵庫に冷たい飲み物をストックしている人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
仕事中は空腹対策の為にも炭酸水を持参して、飲んでいました。
しかし、冷たい飲み物は体の中から冷やしてしまう為、代謝が悪くなり冷え性や太る原因になってしまいます。
シャワーで済ませる
仕事から帰って来て、グッタリ…。
「暑いし、シャワーで済ませちゃおう。」
ってしていませんか?
私はよくしていました…。
シャワーで温まるのは体の表面だけで、芯は温まっていなのです。
ストレス
看護師の仕事は常にストレスがかかりますよね。
人間関係や仕事に対する責任の重さ、不規則勤務など。
過度なストレスは自律神経を乱します。
自律神経には血管を収縮させる交感神経と副交感神経がありますが、ストレスによってこのバランスが崩れると血の巡りが悪くなり冷え性やむくみに繋がってしまうのです。
看護師の仕事中も出来る!体の冷えを改善&予防する5つの方法
看護師になって冷え性がさらに辛くなってしまった私が、体の冷えを改善するために取り組んだ5つの方法を紹介します。
冷たい飲み物は控える
職場の冷蔵庫に常に炭酸水をストックして、仕事中は毎回飲んでいました。
でも飲んだ時は気持ちがいいけれど、飲み終わるといつも身震い。
冷たい飲み物は体の中から冷やしてしまう為良くありません。
そこで、家から常温のお茶をタンブラーに入れて、持って行くようにしました。
初めは、いつも冷たい炭酸水を飲んでいたので物足りなさを感じていましたが、数日も経つと常温のお茶にも慣れました。
そして、水分は小まめにしっかり取りましょうね。
はちみつジンジャーティーを飲む
私、コーヒーが大好きでアイスもホットもよく飲んでいたのですが、コーヒーには体を冷やす作用があるんです。
私と同じようにコーヒー好きな方は、少し飲む頻度を減らしたり、他の飲みものを飲むようにするといいですね。
私は、クーラーがガンガンに聞いているような所(デパートなど)に行った日は温かいココアやはちみつジンジャーティーを飲むようにしました。
しょうがには体を温める作用があるので、紅茶と一緒に摂ると飲みやすくて良いですよ。
私が作っているレシピ:はちみつジンジャーティー
- 温かい紅茶を作ります
- すりおろした生姜とはちみつ(大さじ1)を入れます
- 私は甘めが好きなので、砂糖も足します(砂糖はお好みで)
- レモン汁少々入れる
- 完成
簡単で、ホッと温まる一杯です。
湯船に入る
冷え性改善に最も効果的な入浴法は、39~40℃のぬるめのお湯で20分ほどつかる事
ぬるめのお湯にゆっくり入っている事で、体の中からじんわりと温まってきますよ。
好きな香りのアロマオイルやバスソルトなどを入れて楽しむのも良いですね~。
腹巻をする
腹巻をすると体の中から温まるので、本当に良かったです。
夏は薄手の腹巻、冬は少し厚手のもこもこの腹巻を使い分けていました。
薄手の腹巻は夏の洋服でも目立ちにくいので良いですよ。
お腹が温まっていると、手や足が冷える事も軽減されました。
適度な運動をする
筋肉量が増えると代謝が良くなり、体が作る熱量が増えるので、体が温まりやすくなります。
私は看護師になってハマったのがボルダリングでした。
病棟で働くスタッフの中では休みの日や、夜勤明けの日にプールに泳ぎに行ったり、ウォーキングに行っている人も多かったですね。
家でもストレッチをしたり、何か続けられる運動を取り入れてみて下さいね。
体の冷えが改善したら良くなった、私の体調変化
体の冷えが改善した事で、自分の体調にも良い変化が現れるようになりました。
むくみの軽減につながった
体の冷えが良くなってくると、むくみも軽減されてきました。
足のむくみもひどく、かなり悩んでいたのでむくみ改善の方法はいろいろ実践した中で体の冷えの改善もむくみ軽減の1つの要因となりました。
私が足のむくみを改善させるために実践した事はこの記事でまとめています。
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入眠がスムーズになった
夜勤の仮眠休憩の時に、手や足が冷たくて寝付きが悪い事がよくありました。
しかし、冷えが改善されるとすぐ眠れるようになったのでストレスも減りました。
これは冬特にひどかったのですが、冷え性が改善してきてからは、手足が冷たくて眠れない事が減りよく眠れるようになりました。
まとめ
辛い体の冷えを改善する為に実践した事を5つ紹介しました。
- 冷たい飲み物は控える
- はちみつジンジャーティーを飲む
- 湯船につかる
- 腹巻をする
- 適度な運動をする
飲み物や運動、そして体の内側から温める事が大事なポイントです。
「冷えは万病のもと」
ぜひ自分にあったものや、やりやすいものから取り入れてみて下さいね。