「夜勤をしない働き方はできないかな…」と悩んだことはありますか?
私はあります。
「夜勤はしたくない。でも看護師は続けたい…」と考えていました。
看護師は夜勤のある生活や職場が当たり前のように感じますよね。
でもそんなことはありません。
夜勤をしないで看護師を続けることも可能です。
そして、夜勤に縛られることなく職場が探せるので、働き方や職場選択の幅が広がります。
また実際に、夜勤をしない働き方をしてみてメリットがとても大きかったです。
この記事では、当時の私と同じように夜勤をしないで看護師を続けていきたいと悩んでいる人に向けて、
- 日勤のみで働くメリット・デメリット
- 私が夜勤をしない職場を選んだ理由
- 夜勤無しで働ける職場
を紹介していきます。
【夜勤無し】看護師の日勤のみで働くメリット・デメリット
夜勤をしないで看護師として働き続けられることは嬉しいこともありますが、もちろんデメリットもあります。
夜勤無しの働き方をしたいと考えている人は、日勤のみになった場合のメリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。
夜勤無しで働く4つのメリット
- 生活リズムが一定になる
- 仕事とプライベートの両立がしやすくなる
- 友人や彼氏、家族と予定が合わせやすい
- 身体的・精神的な負担が軽減する
夜勤を辞めてから、私自身も感じたメリットです。
夜勤をしている時は、2交代のシフト勤務で生活リズムがぐちゃぐちゃでした。
また、夜勤中の受け持ち患者の多さやスタッフの少なさで責任感もより重く、精神的にも辛かったです。
しかし、夜勤をしない働き方に変えたところ身体も気持ちも楽になり、今までの悩みがすっかり無くなり働きやすくなりました。
夜勤無しで働く3つのデメリット
- 給与が下がる
- 臨床の現場でスキルやキャリアアップができない
- 平日の昼間に休みにくい
夜勤手当が結構大きかったので、夜勤をしていた病棟看護師のときに比べると給与は下がりました。
また、夜勤では少ないスタッフで業務や急変対応などのスキルと経験を学べますが、日勤のみの仕事ではその経験やスキルを維持していくのが難しくなります。
そのため、給与は今より下げたくない。
看護師としてもっとスキルアップやキャリアアップを目指したいと考えている人にとっては、夜勤をしない職場や働き方に転職すると後悔してしまうかもしれません。
私が夜勤をしない働き方を選んだ4つの理由
私が夜勤を辞めたいと悩んでいた理由は4つあります。
- 生活リズムが狂うため身体的に辛い
- 勤務人数が少ないため精神的にキツイ
- 家事や育児との両立が難しい
- 家族や友人、彼氏と予定が合わない
これらは私以外にも悩んでいる看護師は多いと思います。
急性期の病棟でやりがいも感じていたし、もっとスキルアップしていきたい気持ちもありました。
でも、夜勤の影響でホルモンバランスが崩れ、基礎体温もガタガタに。
メンタルもかなり落ちてしまっていたので、「今この働き方を続けるべきではない。」と自分の中で夜勤を辞める決心がつきました。
その後夜勤をしないで働ける職場へ転職して、気持ちも身体も見違えるほど元気になりました。
私が病棟看護師から保育園看護師に転職した経験はこちらで紹介しています。
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【夜勤無し】看護師が日勤のみで働ける職場を紹介
看護師が日勤のみで働くことができる職場は意外に多いです。
具体的には、以下のような職場があります。
- 外来
- オペ室
- 訪問看護ステーション
- クリニック
- 美容クリニック
- 養護老人ホーム
- 老健
- デイサービス
- 健診センター
- 派遣看護師(産業看護師)
- 治験(CRC・CRA)
- 保育園看護師
転職活動を始めた際、インターネットから求人を探していましたが、同じような求人ばかりで希望に合う職場にヒットしませんでした。
そこで、看護師転職サイトを3社利用し、上記にまとめた夜勤無しの職場の非公開求人をたくさん紹介していただきました。
夜勤無しの職場は職場の種類も仕事内容も様々なので、転職サイトを賢く利用して自分の希望に合った職場を紹介してもらうのがオススメです。
自分では聞きにくかった、給与面や勤務時間のことなども交渉してもらい、納得して転職できました。
私が実際に利用した看護師転職サイトはこちらでまとめていますので、ぜひ転職活動の参考にしてくださいね。
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また、転職先を決める際、職場によって仕事内容やメリット・デメリットは大きく異なるので、情報収集をしっかりして決めて下さいね!
好きな時間や期間だけ勤務する「看護師派遣」の働き方
私も利用したことがある、派遣看護師について紹介します!
看護師の派遣とは
看護師の派遣は医療機関の職員として働くのではなく、派遣会社の派遣スタッフとして期間限定で医療機関や施設に派遣される働き方です。
看護師の派遣には様々な種類があります。
- 応援ナース
- 期間限定派遣
- 産休代替え派遣
- スポットナース(単発)
- 紹介予定派遣
- 産休代替え派遣
私も出産後、単発派遣ナースとして昼間だけ働いた経験があります。
働きたい期間だけ自分の予定に合わせて働くことができるので、派遣として日勤だけ働くという働き方も可能です。
また、病院以外の施設やクリニックの仕事に興味はあるけれどいきなり転職するのは不安…という方も、まずは試しに派遣で仕事内容や雰囲気などを確認してから転職を決めるということも可能ですね。
看護師派遣で働く流れ
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1派遣会社に登録
履歴書や免許証などを提出し派遣会社に登録します。
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2派遣会社から仕事の紹介
担当者さんから希望に合った仕事の紹介があったり、求人を探したりすることもできます。
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3仕事内容によっては事前に見学・打合せ
必要があれば事前に見学や打ち合わせなどがありますが、特に無い場合もあります。
必要書類などは派遣会社で用意してもらえますし、当日は職場に直行直帰です。
step
4お仕事スタート
仕事の進め方や勤務条件をあらかじめ打ち合わせてからスタートします。
私が利用した派遣会社
私が看護師派遣をするために登録した会社は「看護のお仕事」派遣です。
求人が豊富であることや以前転職の時に担当さんとのやり取りが良かったので、派遣版を利用させていただきました。
働いている人でも登録できますし、登録後はすぐに働き始めないといけないということも無いので安心してくださいね。
「看護のお仕事」派遣は派遣に特化したサービスになってますので、興味のある方は好きな時に働けるよう登録してみてはいかがでしょうか?
まとめ :夜勤無しでも自分に合った職場で看護師を続ける選択ができる
夜勤をやりながら病棟で働き続けるのももちろんやりがいがあります。
でも今の自分は、夜勤をしない働き方の方が合っている、プライベートも大事にしていきたいと感じている人は看護師を辞める前に夜勤の無い職場を考えてみてはいかがでしょうか?
また派遣として好きな時間だけ働くという働き方も可能です。
職場も働き方も幅広いので、実際にさがしてみると気になる職場がでてくるかもしれません。
ぜひ、自分に合った働き方を見つけて下さいね!