勉強・スキル

失敗しない!痛くない!上手に採血ができる 5つのコツ

看護師になって最初に覚える看護技術は採血ですね。

仕事柄、採血や注射、点滴の業務は必ずあります。

Twitterでも採血を頑張っている新人看護師さんを多く見かけます。

私も最初のころは日勤で採血の人がいたら優先的に採らせてもらって、何度も実践を繰り返しました。

技術の手順は分かっていても、いざやってみるとうまくいかないこともたくさんありますよね。

私が言われてショックだったのは、1発で取れずに失敗してしまった時

「新人さんなの?いつもは1発で取れるのになー(プレッシャー)」

「私の採血難しいからベテランの人に代わってもらえる?」

など。

失敗して何度も患者さんに痛い思いをさせてしまうのは本当に申し訳なかったです…。

患者さんに苦痛を与える行為だからこそ、もっとうまくできるようになりたいと思いました。

そんな私ですが先輩から採血のコツを教えていただき、今では患者さんに「痛くなかったよ~」と言ってもらえるくらい採血が上達しました。

採血は実践を繰り返してうまくなっていく技術でもありますが、失敗しない・痛くない採血ができるコツがあります。

私が採血を実施していく中で大事にしているポイントを紹介していきます。

すい
このコツを参考に、採血のスキルが少しでも上達してもらえたら嬉しいです。

採血を失敗してしまう原因と痛いと言われる採血の原因

なぜ、採血に失敗してしまうのか。

なぜ、患者さんが痛いと感じてしまうのか。

その原因をそれぞれお話しします。

もし思い当たる原因があれば、改善していきましょう。

採血を失敗してしまう3つの原因

採血を失敗してしまう原因には、大きく3つの原因があります。

  • 採血に適した血管を選ぶことができていない
  • 緊張で手元が震え、針先がブレる
  • 血管を突き刺してしまって逆血がこない

中でも『採血に適した血管を選ぶことができていない』は採血を失敗する確率を高めてしまう大きな原因の1つです。

私も1年目の時の多くの失敗が血管の選び方が悪かったことでした。

見えていても細かったり蛇行していたりするとうまく血が引けてきません。

すい
緊張と焦りから、見える血管を第一に選んでいたのが良くなかったです。

また、緊張で針先が震えて狙った位置に穿刺できなかったり、挿入角度が悪く刺しすぎてしまったり。

これらは特に、1年目の新人看護師さんに起こりやすい原因だと思います。

痛いと言われる採血の原因

痛みが強い採血になってしまう原因は2つあります。

  • ゆっくり穿刺している
  • 刺した後中で血管を探る

穿刺時に迷っていると特に起こりがちなのが、ゆっくり穿刺してしまうこと。

穿刺に時間がかかる分、痛みも出てしまいます。

また、挿入後に血管を探るのは本当に痛いです。

私も入院中に看護師さんに血管をぐりぐり探されたことがあるのですが、めちゃくちゃ痛かった…。

刺した後に血管を探るのではなく、サッと抜いてもう一度トライしましょう。

失敗しない!痛くない!上手く採血ができるコツ

では、実際に私が採血の時に気を付けている具体的なコツを5つ紹介していきます。

採血を成功させるためには、血管選びが1番重要

私は血管選びが採血の成功と失敗の分かれ目だと思います。

それくらい重要です。

採血に最適な血管を選ぶときに大事な3つのポイント

  • 深さ
  • 弾力
  • 太さ

弾力があり、太く、真っすぐな血管を探しましょう。

また、内側は痛みが強いので、正中か外側の血管を選ぶようにしています。

最初のころは見える血管ばかりで探していました。

もちろん目に見える血管で弾力があり、太く、真っすぐな血管があれば1番良いです。

しかし見えなくても弾力があり、太く、真っすぐな血管が触れることもあります。

深すぎる血管はやめましょう

まずは、しっかり触って血管を探してみてくださいね。

見えにくい血管を穿刺するコツ


駆血帯を締めた後に、グーパーグーパーしてもらうと血管が浮き出やすくなりますよ。

皮膚をしっかり伸展させる

血管を決めたら、しっかり皮膚を伸展させましょう。

皮膚を伸展させることで、血管が動きにくくなることと皮膚がたるまないので穿刺しやすくなります。

針を刺す角度は皮膚と平行に

採血の経験を積んでいくうちに感じたことがあります。

それは、針を刺す角度が大きくなってしまうと痛みが強いということです。

自分では15度程度を意識していましたが、横から見ると意外に角度がついていることがありました。

そこで、私は皮膚と平行に刺すイメージで針を挿入しています。

また、新人看護師さんの採血の指導をするとき、緊張からか脇が開いて手首が上がりぎみの人を見ることがありました。

そうすると角度が大きくなりやすいので、脇を閉めてなるべく皮膚と平行になるようなイメージでやってみて下さいね。

素早く刺して、手早く抜く

緊張や不安があると針を刺すことを躊躇ってしまって、ゆっくり穿刺してしまう原因になります。

すい
穿刺に時間がかかるとその分、痛みを感じる時間も長くなってしまいます。

そのため、穿刺する所を決めたら躊躇わずに素早く刺しましょう。

また、針を抜くときはそのままの角度で手早く抜きましょう。

時々、針を抜く前にアルコール綿で押さえながら抜く新人看護師さんがいました。

針が入ったまま押さえるのは痛いです。

抜くときは押さえずに、針を抜いてからしっかり押さえましょうね。

採血に集中できる環境を作る

採血の前は緊張しますよね。

その緊張は患者さんにも伝わってしまうもの。

そんなときはまず深呼吸して、気持ちを落ち着かせましょう。

また、採血に集中できるよう環境を整えることも大切です。

  • 個室の場合はドアを閉める
  • 大部屋の場合はカーテンをする
  • 面会者がいる場合は部屋から出てもらい、採血が終わるまで待っていてもらう

など。

他人の目があると、余計に緊張しますよね。

自分が採血に集中できる環境を整えましょう。

経験を積むことが大事!堂々と採血しよう

細い血管、蛇行している血管、逃げる血管…

様々な血管で採血の経験を積んでいくことで確実に上達します。

また時々「痛くしないでね」「私の採血難しいわよ~」なんてプレッシャーをかけてくる患者さんもいますが、気にせず聞き流しましょう。

そして、誰でも失敗することはあります。

私も毎回必ず1発で取れるわけではないですし、自分には無理だ…!と思ったら他の人にお願いすることもあります。

なので、堂々と採血しましょう。

まとめ 採血が上達する5つのコツ

  • 採血を成功させるためには、血管選びが1番重要
  • 皮膚をしっかり伸展させる
  • 針を刺す角度は皮膚と平行に
  • 素早く刺して、手早く抜く
  • 採血に集中できる環境を作る

採血がうまくなる5つのコツを紹介しました。

ぜひ、実践で活かしてみて下さいね。

また、新人看護師さんが苦手な情報収集のコツや報告する時のポイントも紹介しています。

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