新人看護師

【急性期が合わない・向いてない】新人看護師が感じる理由と解決策

夢と期待に胸を膨らませて入職した急性期の病院。

入職したばかりの頃は、必死に仕事を覚え無我夢中に毎日頑張っていても、数か月経つと「急性期は自分には合っていないかもしれない」「私には急性期は向いていない…」と感じてしまう新人看護師は少なくありません。

急性期の病院で約6年働いている私も、1年目の時は「急性期は毎日忙しいし、大変だし何でこの病院を選んだろうか…」と思ってしまう時もありました。

ツイッターでも急性期が自分に合っていないと悩んでいるツイートが多くみられますね。

このように急性期が自分に合っていない・向いていないと感じた時は

  • 急性期が自分に合っていないと感じる理由をしっかり把握する
  • 働く上でどんなところが問題なのか

をまず考えてみてください。

そうすることで、本当に急性期を離れた方が良いのか、それとももっと条件の良い急性期の病院を探した方が良いのかなど、自分により合った選択肢を考えることができます。

この記事では「急性期病棟が自分に合っていない」と感じた時どのように考えて行動すると良いのか私の経験談から紹介します。

「仕事が辛い」と悩んでいる新人看護師さんはこちらの記事も参考にしてくださいね。

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【新人看護師時代】私が急性期の看護師を辞めたいと思った理由

看護師1年目の時は仕事のハードさや、急性期ならではの忙しさが辛く辞めたいと悩むことがありました。

私が急性期の病院を辞めたいと思った理由は3つ。

患者さんとゆっくり関わる時間が取れないとき

もっと患者さんの話を聞いてあげたい、辛い・苦しい時は傍にいてあげたいと思うのですが、日々の業務はイベントごとが多いので、一人一人ゆっくり関わる時間が持てていませんでした。

すい
これは私がまだ1年目だったのでまだ業務に慣れていないため、今より余計に時間がかかっていたこともあります。

化学療法や手術の出棟・帰室、術後管理、人工呼吸器を装着している人、挙げるときりが無いですが、やることが本当にたくさんあります。

そしてルーチンワークではないので、毎日内容は変わります。

そんな忙しい中でも少し時間ができたら、洗髪や足浴をしたり、病室で談笑したりするようにしていました。

自分が「やってあげたい」と思っても、日々の業務が忙しいため時間に余裕がない毎日で苦しく感じていました。

また急性期は患者さんの入れ替わりも激しく、緊急入院も多いです。

仕事が落ち着いたと思っても、緊急入院が次々入ってきて休む暇もありません。

ゆっくり自分のペースで仕事をするのが、急性期は特に難しいように感じます。

患者さんの急変が怖い

私が1年目の時、初めて患者さんが急変してしまいました。

その時私は全然動けなかったんです。

セミナーや勉強会に行って、急変時の勉強はやっていました。

でも実際に起こってしまった時、テキパキとやるべきことを先読みして準備したり、医師の介助についたり、先輩たちのように自分は全くできませんでした。

また、患者さんが急変してしまったのは自分の観察が足りなかったからではないのか、そこに気付けていれば急変する前に対応できたのではないかと後悔の気持ちでいっぱい。

急性期は突然予測しない急変が起こることがありますから、常に観察とアセスメントが重要です。

患者さんが急変するかもしれないプレッシャーや、もしまた急変に当たった時自分はちゃんと動けるのか…と考えると怖くなってしまい、私は急性期に向いていないのではないかと悩みました。

残業が多いとき

緊急入院や緊急手術、患者さんの急変など日々予測しないことが起こります。

そのため予定通りに仕事が進まないことが多いです。

日勤後も夜勤後も残業が多かったので、なかなか疲れも取れず仕事に行くのが辛かったです。

そのため急変や緊急入院の少ない職場に行きたいと思うことがありました。

新人看護師が「急性期が合わない・向いていない」と思った時にやること

「急性期は向いていない、合わない」と感じた時いきなり「転職しよう」は危険です。

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転職した後に、後悔しないようにまずは自分の気持ちや状況を整理してみましょう。

まず、急性期がなぜ自分に合っていないと感じるのか、理由を明確にしてください。

そして次に自分が学びたい看護は何か考えましょう。

自分の選択するべき方法がより明白になりますよ。

急性期の病院を辞めたい理由を明確にする

私も急性期辞めたいと思う時はありました。

でも、続ける選択をして今も急性期の病院で働いています。

「本当に急性期は自分に向いていない、合っていないと思うのか。」

「自分が向いていないと思う時はどういう時なのか。」

まずはその状況と気持ちを整理してみて下さい。

それは急性期の病院を離れることで解決するのか、それとも同じ急性期でも部署や病院が変われば頑張れそうなのかを考えるキッカケになります。

自分が学びたい看護を考える

興味のあることや学びたい看護はありますか?

私はこれを考えた時、「急性期は仕事もハードだし辛いことも多いけど、ここでもう少し頑張りたい」と考えるようになりました。

もし急性期でもっと学びたいことがあるならば、辞めるのはもう少しゆっくり考えても良いかもしれません。

あるいは、

「今よりもっと患者さん一人一人と関わっていけるような仕事がしたい。」

「急変や緊急入院などイレギュラーなことが起こる職場は避けたい。」

など、実際に急性期で働いたからこそ、「自分はこんな看護や働き方がしたい」というのを考えるとその後の選択が後悔なくできると思います。

新人看護師が本当に急性期の病院を辞めたいときの解決策

急性期が自分には合っていないと感じているのに、同じ場所で我慢して働き続けるのは辛いです。

本当に辞めたいと思った時は、環境を変える行動をしましょう。

職場の仕事内容や人間関係が変わると、今感じている辛さや我慢を楽にすることができます。

病棟を移動する

急性期を辞めたいと思う理由は様々ありますが、まずは今勤めている病院内で病棟異動を考えてみて下さい。

急性期の病院では大きく変わるのは難しいかもしれませんが、同じ急性期でも診療科が変わると患者さんの入れ替わりの頻度や業務の内容も変わってきます。

病棟全体の雰囲気も変わるので、同じ病院でも職場環境が変わることで働き続けられるかもしれません。

慢性期や療養病棟がある病院に勤めている場合は、急性期以外病棟異動を病棟異動を相談してみても良いでしょう。

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異動は転職に比べると、比較的簡単に今いる環境を変えることができます。

急性期以外の病院へ転職する

自分には急性期が合わない理由をしっかり考え、急性期働くことの問題点を考えた時、その問題点によっては急性期でも今とは違う条件の病院へ転職した方が良い場合もあります。

または「慢性期の方が自分に向いていそうだな、今よりももっと生き生きと働くことができそう」と思うのであれば慢性期の病院への転職も考えてみましょう。

しかし、慢性期には慢性期なりの難しさや大変さはあります。

転職を決めるときは、まず慢性期の病院についてしっかり理解した上で自分が働きたいと思うのか、よく考えて決断してください。

新人看護師でも転職に心配しない転職方法は、こちらの記事でまとめていますので、転職を考えている方は参考にしてみて下さいね。

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まとめ

実際に働いてみて自分に今の病棟は合っていないと感じたら、そこでずっと我慢して無理して働き続ける必要はありません。

誰にでも向き不向きはありますからね。

そして、自分に合った新しい環境を探すためにも、急性期で働く上での問題点を明確にして、自分がどのような看護や仕事がやりたいのか、じっくり考えてみて下さい。

ほかのところでも働くことができると知るだけでも、心が軽くなりますよ。

もし一人で考えるのが辛い…という人はこちらのなんでも相談室までコメント下さい

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