「疲れた…仕事休みたいな」
「仕事に行きたくない」
と心の中では思っていても、
「自分が休んだら他の人に迷惑がかかる」と罪悪感を感じて休むことが出来ずに仕事に行く人は多いのではないでしょうか?
仕事でどうしても休めない時とか、朝から調子が悪いともう頑張ってくれーとしか言いようがなくなるよね
— ツレウツサラリーマン (@tsureutsu) January 17, 2020
仕事の病欠4人て尋常じゃない
日勤は酷いもんだ
夜勤も酷いもんだ
何とかして欲しい
只々身体を休めたい
風邪ひいてしんどくても休めない状況
辛い— さる城@2月北海道宜しくね💕 (@sarushiro8) January 17, 2020
私も同じ考えでした。

だから、疲れたから仕事を休んで良い訳がないし、勤務や人間関係が辛くても仕事に行かなければいけないと思い込んでいました。
特に看護師1年目は不安や緊張、様々なストレスから体調が悪かったです。
心と体は自分が思っているよりも壊れやすいものだと実感しました。
私と同じように頑張り過ぎている人や休むことに罪悪感を感じている人へ「しんどいと思ったら休もう」「疲れているなら無理しないで休もう」と自分も体調を崩した経験をしたからこそ伝えたいと思います。
この記事では、私自身の経験から体や心を壊す前に気付いて欲しい仕事との付き合い方を紹介します。
「仕事に行きたくない」と悩んでいる看護師さんはこちらの記事も参考にして下さいね。
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このくらいで仕事を休むなんてダメだと思っていませんか?
私はずっと「これくらいで仕事を休むなんて行けないことだ」と勝手に決めつけていました。
夜に熱が出て、朝体がだるくても熱さえ下がっていれば出勤していたし、吐き気や腹痛があっても仕事はできるから休みませんでした。
「このくらい」という曖昧な表現を使っていたのも自分が納得出来る様な理由がないと仕事は休むべきではないと思っていたからです。
このように「休む=悪い事」だと考えている人は少なくないと思います。
休めない最大の理由は罪悪感でした
私が疲れている時や体調が悪い日でも仕事に行っていたのは「罪悪感」が強かったからです。
自分が休む事で、私の分の部屋持ちの患者さんを割り振らなければいけないので、負担が増えてしまう事が申し訳なく感じて、休む事が出来ませんでした。

しかし今思うと、人手不足の責任は私達にはないということ。
休みたいと思っていても「自分が休むと仕事が回らない」「人が足りないから周囲に負担をかけてしまう」と考えて休まない人もいますよね。

でも人員不足というのは絶対にあなたの責任ではなく、経営者や管理者の問題なのです。
それに休む前は「自分がいないと仕事が回らないのでは…」と考えますが、意外に現場はなんとかなっているのです。
だから周囲に気を遣って我慢しすぎず、気楽に休みを取ってもらいたいと思います。
心や体を壊す前に気付いてほしい仕事との向き合い方
「疲れていても休めない」というあなたへ、心と体が壊れてしまう前に気付いてほしい仕事との向き合い方を紹介します。
「休む=悪」と考えるのはやめる
私はずっと休む事は悪い事だと思って仕事をしていました。
だから、ちょっとやそっとのことでは休まず仕事に行っていたんです。
でも休みを我慢する事は絶対に悪ではありません。
休みは労働者の権利ですから。
仕事を続けるために、体と心を休ませることも大事な仕事なのです。
罪悪感や周囲への不安など感じるかもしれませんが、もっと気楽に休みを取って心と体を労わってあげましょう。
身体と心のSOSを無視しない
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- 不眠
- 動悸
- 吐き気
- 胃痛
- 食欲不振
など
疲れている時、心が辛い時、不安が強い時「休息が必要だよ」とSOSを出しています。
でも当たり前ですが、自分の心と体のSOSって自分自身にしか分かりませんよね。
そして、そのSOSを対処してあげられるのも自分しかいません。
SOSのサインが出ている時は無理をせず休んだり、リフレッシュしたりして下さい。
日々のSOSの積み重ねで体や心は壊れてしまいます。
そして壊れてしまった後では、元に戻るのには時間がかかります。
身体と心のSOSは無視しないで、大切にしてあげて下さい。
逃げ道を作る
「休む訳にはいかない」
「辞められない」
と自分を追い込むと余計、精神的にしんどくなりますよね。
この職場しか自分は働けないと思う事で、ますます仕事に行くのが辛く感じてしまいます。
しかし、疲れたらいつでも休めると思うだけで精神的な負担が軽くなります。
「疲れたら休む」という逃げ道を作っておきましょう。
また、「仕事が辛い。行きたくない。」という事ばかり考えてしまって、憂鬱になっている人はこちらの記事で辛い気持ちを乗り切る方法を紹介しています。
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仕事に疲れても休まず働いた結果、体調不良を起こした私の経験談
私は自分のSOSを無視して必死に仕事に行っていました。
夜寝る前は次の日の事を考えて、不安になり眠れなくなったり、出勤時は胃痛と吐き気に襲われるようになりました。
特に酷かったのは、不規則勤務とストレスからホルモンバランスが崩れてしまった事で生理不順になってしまったことです。

有給を気軽に使って休める職場環境ではなかった事と、休んだ時は周りの目が怖く勤務表が出た休み以外に休むのが難しかったです。
やっと自分の体の不調と向き合う事ができ、転職をキッカケに休む事が悪いことではないと気付く事ができました。
転職をキッカケに仕事を休むことが悪い事ではないと気付いた
転職後の職場はでは、朝から調子が悪く日勤の休みを連絡した所「無理しないで休んでね」と快く休みをもらう事ができました。
休み明けで出勤した後も「気にしなくていいんだよ。」と声をかけてくれました。
前の職場は体調不良で休んだ後の出勤でもすごく居心地が悪かったので、初めは驚きました…。
でも今思えばこれって普通のことですよね。
転職を経験したことで、休む事は悪い事ではないし、罪悪感を感じる必要もないんだと気付く事ができました。
今いる職場が常識だとは限らない
転職するまで疲れたから休むなんて、悪いことだと思っていましたが、新しい環境ではそれは常識では無いと知りました。
まだ転職経験も無かった時は、今いる場所しか知らないので、それが常識だと思い込んでいました。
でも他の職場では常識ではないことってたくさんあるんです。
新しい職場に行って、辛い時は人に頼っても良いんだと気付く事が出来ました。
<h3休んでも良いと思える事で精神的に楽になった
転職をキッカケにいつでも休むことができるようになりました。
それだけで以前よりも気持ちがすごく楽になりました。
「自分を酷使してまで働かなくても大丈夫。」
「疲れたら休んで、また頑張ろう」
と前向きな気持ちで仕事に取り組めるようにもなりました。
私は転職をして以前よりも自分が働きやすい職場を見つける事ができました。
「今いる場所でしか働く事ができない」と思い込んでいると気持ちがとてもしんどくなってしまいますから、「他にも自分が働ける職場がある」と知るだけで「いつでも辞めても大丈夫」って気づく事ができますよ。
それだけで、本当に気持ちが楽になります。
私も転職の時に実際に利用させていただいた転職サイトを紹介していますので、参考にしてみて下さいね。
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まとめ
心や体を壊す前に気付いてほしい仕事との向き合い方
- 「休む=悪」と考えるのはやめる
- 身体と心のSOSを無視しない
- 逃げ道を作る
あなたが「休みたい」と思ったら休んでいいんです。
周囲に気を遣って休みを我慢する必要はありませんからね。
自分の心と体に向き合いながら、仕事をしていきましょう。