勉強・スキル

看護師2年目の不安と悩みを解消する3つの方法

「もう2年目なんだから」

「2年目なのに、何でできないの」

こんな風に思われているのではないかと感じて、辛い思いをしている人はいませんか?

1年目の辛い時期を乗り越え、これから2年目になる時期ですね。

入職時に比べれば、確実にできることが増えて、チームメンバーの一員として任される仕事も増えてきているのではないでしょうか。

私は2年目が近づいていてくると「2年目になるのが怖い」と思っていました。

2年目になる時の不安や悩みは、1年目の時のものとは全く違うんですよね。

2年目には2年目の不安やプレッシャー、悩みがたくさんあります。

以前instagramで「何でも質問どうぞ」と投げかけた時に、「2年目になるのが不安です」という声が多く寄せられました。

また、twitterでも2年目が不安というツイートをよく見ます。

私も同じように感じていたので、その気持ちよく分かります。

同じように感じている人も多いと思います。

この記事では、

  • 2年看護師が不安に感じること
  • 不安を解消する方法
  • 2年目看護師にとって大事なこと

を紹介していきます。

一緒に2年目の不安や悩みを考えていきましょう。

看護師2年目が抱える不安と悩み


私自身、2年目になると時に感じていた不安が5つあります。

同じような悩みや不安を抱えている人もいるのではないでしょうか?

後輩が入ってきて焦りを感じる

後輩が入職してくることで、

「まだ経験の浅い処置やケアを教えてもらえないのではないか。」と焦りを感じました。

1年目の時に全ての処置やケア、患者さんを看るのは難しいです。

そのため、まだ経験していない処置やケアは後輩がメインで見学や実践をして、私は急に一人でやるようなことになるのではないかと不安でした。

2年目になっても自信がつかない

入職時よりはできることも増えているはずなのに、全く自信がありませんでした。

すい
これからもっと自分で考えなければいけないし、一人でやることも増えるのに。

そして先輩の目が離れて、フォローがなくなることも不安でした。

後輩の指導を任されることへの不安

私が1年目の時、ベテランの先輩たちが委員会や会議などで抜けてしまう時は2年目の先輩が私のフォローに入ってくれていました。

1年目の時は2年目の先輩は身近でとても聞きやすかったので、質問もしたりしていましたが、いざ自分が2年目になると後輩への指導は不安だと感じました。

すい
間違ったことは教えられないし、何より自分も分からないことが多い…。

後輩が入ってくることにプレッシャーを感じていました。

重症患者を看る機会が増えることへの不安

1年目では担当する機会がなかった、人工呼吸器管理の患者さんやターミナルの患者さんなど、重症の患者さんを担当する機会が増えます。

すい
自分がちゃんと患者さんのアセスメントや状態観察ができるのか…。

またいつ急変するか分からないリスクや、患者さんの状態が悪化することが怖いと思っていました。

1年目より、さらに責任が重いと感じる

重症部屋を受け持つことや、後輩が入ってくることで、今まで以上に責任が重いと感じるようになりました。

先輩の目も離れ、チームメンバーの一人として仕事をする自信もまだ持つことができていませんでした。

看護師2年目の不安を解消する3つの方法


私も様々な不安や葛藤を抱えて2年目になりました。

これから2年目になるのが不安なあなたに向けて、私が2年目の不安を軽減できた考え方を3つ紹介します。

まだ2年目で経験が浅いことに納得する

「もう2年目なのにできないの?」

「知らないの?」と言われるんじゃないかって不安でした。

でも、そう考えるうちに「まだ2年目なんだから知らないことがあるのはしょうがない。」って思えるようになりました。

そんなこと言われたって、まだまだ2年目。

完璧にこなすことは難しいし、何でも分かるわけない。

すい
ちょっと開き直ってますね(笑)

でもこうやって納得できると気持ちがすごく軽くなります。

だからこそ、分からないことは先輩に聞くし、相談もする。

2年目だからと気負う必要はないんですよ。

プレッシャーとの向き合い方を考える

重症部屋を受け持つようになったり、急変リスクの高い患者さんを受け持つようになったり、任せられる仕事が大きくなったけど、自分はちゃんとできているのか不安でした。

またメンバーの一人として入院・緊急入院も取らないといけないし、プレッシャーを感じていました。

でもそれだけ先輩から信頼されているし、任せてもらえていると前向きに考えるようにしました。

プレッシャーではなく、自信につなげてみてください。

気にしない

私は最も効果的でした。

「2年目なのに」「2年目なんだから」こんな言葉は気にしないようにしましょう。

まだまだ2年目。

分からないことや知らないこと、できないことがあるのは当たり前。

「2年目だから一人でやらないと…」

「先輩には聞きにくい…」

と思っていると、インシデントに繋がる危険もあります。

そのため、まずは気にしないで自分のやれることをやっていきましょう。

私が看護師2年目の時に大事にしていたこと


1年目の時から大事なことになりますが、2年目になっても大事にしていたことがあります。

分からないことは絶対そのままにしない

「2年目なのに知らないと思われるのが怖い。」こんな風に思って、分からないことをそのままにするのは絶対にやめましょう。

2年目でも分からないことや知らないことがあるのは当然ですからね。

もちろん私も2年目でも初めての処置やケアがありました。

その時は先輩に事前に伝えて、一緒に手技に入ってもらったり分からないことを質問したりしました。

分からに事を不安に思うのではなく、新しいことを学ぶ機会だと思って、1つ1つ確実に身に着けていきましょう。

報告・連絡・相談はきちんとする

報告・連絡・相談は先輩の目が離れる2年目だからこそ、もっと重要だと思います。

患者さんの状態で「あれ?」と感じた時など、自己判断せずに周りに相談しましょう。

チームメンバーの一人として、報告・連絡・相談はとても大切です。

そして、自分一人ではやれない時、ケアが被った時などは周りに声をかけていきましょう。

2年目からは周りを見ながら仕事をするのも意識していけるといいですね。

分かりやすい報告の仕方についてのポイントはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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まとめ 看護師2年目の悩み

  • まだ2年目で経験が浅いことに納得する
  • プレッシャーとの向き合い方を考える
  • 気にしない

この3つと、報告・連絡・相談は徹底してやっていきましょう。

2年目も大きく成長できる1年にしていきましょうね。

私が2年目の時にやってよかった勉強方法はこちらの記事で紹介しています。

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