退職・転職

【インタビュー第3弾】企業(産業)看護師の就職・面接対策を徹底解説

企業(産業)看護師になりたいけれど、病院の面接とは違うのかな?

看護師免許の他に必要な資格とかはあるのかな?

先日、「企業へ転職された元病棟看護師のAさんのリアルな働き方を紹介する記事」を公開したところ、たくさんの方からInstagramTwitterにこのような疑問もたくさん届きました。

病院やクリニックなどの医療機関への就職や転職は経験があるので、面接の様子などは何となくイメージができると思いますが、企業の面接や就職試験などはどんな感じなのでしょうか?

そして企業で勤めるにあたって、資格やスキルを保有していた方が良いのか…とても気になりますよね。

その他のAさん宛てに届いた質問に対してもいくつかお答えいただきましたので、こちらも合わせて紹介していきます。

すい
これから転職活動をスタートさせたい人や、企業の就職に興味のある方は【インタビュー記事第2弾の転職活動のコツ】も、ぜひ参考にしてくださいね。

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この記事では、

  • 企業で働く上で必要な資格やスキル
  • 就職試験や面接について
  • 企業(産業)看護師のQ&A

を解説します。

すい
実際に企業(産業)看護師になるため転職活動をされたAさんの過去のリアルな経験談を紹介していきます。

企業(産業)看護師に必要な資格やスキル

すい
企業へ転職するにあたり、どんな資格や知識が必要でしょうか?

これは、看護経験・知識はもちろんですが、ビジネスシーンで生かせるスキルがあると圧倒的に有利です。

ぜひ、簡単に取れる民間資格を取ってみてください。

実は結構多いです。

具体的にはビジネスメール・電話などのマナーを証明できるものがいいですね。

それがあるだけで、本気度が伝わりますし、現場でも活かせますし、ライバルに勝てます。

すい
確かに、病院では使わないけれど、企業で働く場合は持っていると自分の自己アピールに繋がりますね!

参考までに、どのような資格があるのか教えていただけませんか?

まず、私が取得したのは「ビジネス電話検定」でした。

これは、受験した感覚でいうとかなり難易度は低いです。

民間資格ですし、合格率も高く、試験日程もある程度多いです。

この資格を管轄している公益財団法人 実務機能検定協会は、この他に秘書検定やビジネス実務マナー検定なども開催しています。

ぜひホームページをご覧いただき、活かしてみてくださいね。

また、この他にも、MOSという資格があります。これはワードやエクセルといったOfficeのスキルに応じた受験ができる資です。

受験はほぼ毎日可能である上に、国際資格であるため海外でも活かせます。

看護師は基本的にPCスキルが弱いと思われがちですし、概ね事実だとも思いますので、この辺りから手を出して、履歴書の見栄えとともに、アピールポイントとしていくといいと思います。

すい
比較的取得しやすい民間資格もいろいろあるのですね。

この資格取得のために得た知識は実務でも有効活用できると思うので、興味のある方は探してみてくださいね。

企業(産業)看護師の就職試験や面接について

すい
企業に就職する際の、就職試験や面接についてはいかがでしたか?

これは企業により様々ですが、看護師としての転職よりやや厳しいです。

SPIやクレペリン検査などが有名どころかと思います。

(一般常識から、性格診断のようなものまで)

看護師はこれらに非常に弱い傾向があると個人的には感じています。

理由は不明ですが、看護業界に求められるものと一般のそれに大きな隔たりがあるのだろうと思います。

すい
確かに看護師の転職時に、一般常識を問う試験などはありませんからね。

いきなり試験をされても答えられないと思います。

ですので、このような試験があるとわかっている場合は、事前に準備・対策をしましょう。

基本的にはエージェントがサポートしてくださいます。

面接は、一般エージェントですと、電話なども活用しながら練習をしっかりとしてくださいます。

これはとても助かりました。

ぜひ、不安な際は担当さんに相談してみてください。

すい
一人で面接や試験対策を行うのは大変ですが、転職エージェントの担当さんがしっかり対策を行ってくれるのは、すごく助かりますね。

オススメの転職エージェントについてはこちらの記事で紹介しています。

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企業(産業)看護師のQ&A

働き方や、転職活動以外にもいくつか質問がありましたので、Aさんにお答えいただきました。

こちらの回答も、Aさんの経験からお答えいただいていることであり、全ての企業に当てはまるわけではありませんので、参考として見て下さいね。

Q:急な子どもの発熱などで休んだり、早退は可能なのでしょうか?

A:弊社に関しては、私が従事するプロジェクト以外の詳細は分かりかねるのですが、少なくとも私のプロジェクトでは休暇は取りやすい雰囲気ですし、制度としても「子の看護休暇」といったものがございます。

その他介護も同じであるという認識です。

Q:ネックレスやピアスは可能ですか?

A:はい、問題ありません。

インスタのご質問も拝見いたしましたが、ピアスで気分が上がるのは私も同じなのでよく分かります。

弊社ではアクセサリーも服装も、ほぼ厳しい指定はございません。

ただ、電話をする時などに邪魔になるので、必然的に邪魔にならないものを選ぶようになりました。

すい
その他、質問が届きましたら随時追加させていただきたいと思います。

まとめ:企業(産業)看護師になるためには就職・面接対策も大事

病院とは異なった面接対策や就職試験対策が必要となります。

これらも前もってしっかり準備して、本番の面接に備えておきたいですね。

求人探しから、面接対策まで一人で行うのは大変ですから転職エージェントも賢く利用していきましょう。

すい
働き方や求人の探し方など、様々な質問に丁寧にお答えいただいたAさん、本当にありがとうございました!

質問についてはこの記事のコメント欄までお願いいたします。

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