以前、こんなツイートを拝見しました。
受け持ち患者さん多くなったり、やることが多いと、頭ぐちゃぐちゃなる。仕事も遅いし(笑)何からどーゆう順番でやって行くのが良いのかとか考えられんー。自分で考えてる?流れに身まかせすぎって怒られるし😩2年目やのにやばい。マルチタスクこなせない。看護師向いてないよー。
— ぽんこつ看護師 (@aqf_n) 2019年4月26日
「あの先輩はいつも仕事が早い!定時で帰っていて凄い!」って思う人はいますか?
1年目の時、私はそんな先輩にすごく憧れていました。
ただ、早いと言っても、最低限の仕事だけして、患者さんと向き合う時間を省く様な仕事をするのとは違います。
もっと患者さんと関わる時間を増やす為、忙しいメンバーのフォローをする為に、効率の良い仕事をしていました。
入職してすぐに先輩と同じように業務をこなすのは難しいです。
それよりも、自分の仕事に責任を持って、丁寧に仕事をする事が1番大切。
でもその上で、
「今より仕事が早くこなせるようになりたい!」
「もっと早く動けるようになりたい!」
と思いますよね。
Twitterでアンケートをさせて頂いた結果も、「早く仕事が出来るになりたい」と答えてくれた方が多かったです。
【責任をもって、丁寧に仕事をする】
のは、鉄則だと思うのですが、
その上で新人看護師さんでも✔︎仕事を効率よく回したい
✔︎仕事が早くなりたいと思いますか?🌸
アンケートの回答をぜひ、お願いします☺️
— すい@プリセプター系ブロガー (@sui1234555) 2019年6月26日
丁寧に仕事をした上で、少しでも早く、そして効率良く出来た方が良いですよね。
私は1年目の時に、仕事が早い先輩看護師から「どうやったら今よりもっと効率良く仕事が出来るようになるのか」アドバイスをしてもらいました。
この記事では、
- 仕事が早い先輩看護師を徹底分析して分かった5つの行動
- 1年目でも出来る!仕事を早くこなす為のコツ
を紹介しています。
自分に出来る所から、意識して行動してみましょう!
仕事が早く定時で帰れる先輩看護師を徹底分析して分かった5つの秘訣
仕事が早い看護師はどのように行動して、業務をこなしているのか。
私が先輩の行動を観察して分かった秘訣を紹介します。
仕事が早い看護師は、仕事を早く終わらせる気合がすごい
まず、意識が違いますね。
「さ!定時で帰るよ!」って毎朝言っていました。
定時で帰れるようにだけではなく、「今日○○さんの洗髪してあげたいから」とテキパキ業務をこなして患者さんの為に時間を作っていました。
意識が変われば、行動が変わるとよく言いますよね。
「どうせ今日も帰れない…」って思って仕事をしていませんか?
「今日残業していると明日のライブの飛行機に間に合わない!」という状況になったら、「絶対定時で帰るぞ~!」って気合を入れて仕事をしますよね。
同じ状況になった事がある私は、朝のうちに先輩に事情を説明し、猛スピードで仕事しました(笑)
絶対にいつもよりスピーディーに動けるし、どうやったら定時で帰れるのか考えて仕事をするはずです。
仕事が早い看護師は、事前準備が完璧
朝の情報収集でCVのルート交換や褥瘡の処置、腹水穿刺の介助など、やるべき処置が分かったら早めに物品を準備していました。
空いた時間や先生に声を掛けられた時すぐに出来るようにです。
また物品を過不足なく揃えておくことで、ナースステーションや倉庫に物品を取りに行く時間も短縮できます。
患者さんの部屋回りやナースステーションから離れる前に必要な物が全て揃っているか、忘れ物は無いか確認するようにしましょう!
仕事が早い看護師は、隙間時間も無駄にしない
1年目の私「この時間に何しよう。検温しておこうかな。」でした。
でもこれでは遅い!!
常に次にやる行動を考えながら動かなければいけません。
「検温が終わったら昼休憩までの時間に褥瘡の処置をしよう。」と朝の段階で処置や検温の予定を考えておきます。
この次にやる事、1時間後にやる事…を考えながら行動計画を立てて仕事をしましょう。
そして、空いた隙間時間は記録をしましょう!
記録が最後にたっぷり残っていて仕事が終わらない事も多いですよね。
電子カルテの職場だった時、仕事が早い先輩は、バイタルの数値や観察した事を直接カルテに入力していました。
空いた時間はカルテを開いて、どんどん記録していきましょう。
仕事が早い看護師は、常に効率の良い方法を考えている
検温の部屋回りの順番や、検査やオペ出しの準備などを、いつどのように取り掛かったら無駄がないかをよく考えて業務をしていました。
例えば、
- ナースステーションと病室を行ったり来たりしないで済むように、必要な物を予め準備して持ち歩く
- 重症部屋で処置が多い時は、検温を先に済ませて後からゆっくり関われるように部屋回りをする
など
仕事が早い看護師は、仕事に取り掛かるのが早い
申し送りが終わって、準備が出来たらササっと仕事を始めます。
ナースステーションでしゃべっていて、仕事に取り掛かるのが遅いオツボネもいましたが…
お昼休憩が終わった後も切り替えが早いですね。
また、緊急入院が来る時、患者が病棟に上がって来る前に出来る事はたくさんあります。
ベッドや部屋の準備だけではなく、事前にカルテから情報収集しておく事でアナムネも聞きやすくなります。
出来る限り、事前に情報収集しておくことで時間短縮に繋がります!
仕事が早い看護師から学ぶ!新人看護師でも効率よく仕事が出来る5つのコツ
今、出来るところから意識してやってみて下さいね。
事前準備は完璧にできるよう心がける
処置やケアの物品の準備は不足なく揃えられるようにしましょう。
それだけでもナースステーションや倉庫を往復する時間のロスが減ります。
部屋周りに行く時やナースステーションを出る時は忘れ物がないかチェックしてから行きましょう。
また、朝の情報収集の時に処置やケアの予定が分かったら、物品を事前に準備しておくといいですね。
今できる事を今のうちにやる
今出来る事は今のうちにやっておきましょう。
そうする事で、イレギュラーな事態や、急な予定変更があった時に余裕が持てます。
- 出来る処置は早めに終わらせておく
- 緊急入院で患者が来る前の情報収集
- 記録
など、後回しにしないで今やりましょう!
隙間時間に記録する
1年目の時は「記録なんて後で(申し送りが終わったら)ゆっくりまとめてやればいいや~」って考えていました。
でも先輩から、「今のうちに記録!!!」って促されるようになり、隙間時間に記録するクセがつくようになりました。
看護師は業務が終わっただけでは帰れませんよね。
早く仕事を終えるには、記録に早く取り掛かるのが重要!
時間管理を意識する
常に時計を見ながら、「この次は何をするか」考えながら行動する習慣をつけていきましょう。
処置に掛かる所要時間や優先度も考えながら、行動計画を考えて下さい。
常にどう動いたら時間が無駄にならずに仕事できるか、考えましょう。
急変や、緊急の検査・処置が入る事も多いです。
だからこそ仕事は前倒しで、時間を意識しながら出来る事から取り掛かっていきましょう。
勇気を出してヘルプを出す
仕事をしている上で、何度も起きてきますよね。
多重課題!
同時にいくつものイベントが重なってしまった時、どう仕事をクリアするか判断力が問われます。
そこで大事なのが「助け(協力)を求める事」
これは多重課題をこなす上で、重要なスキルです。
その為にお互い協力し合える信頼関係や、人間関係を作る事も大切ですね。
例えば、検査出しと医師の処置介助が重なってしまった時。
「すぐに医師の介助につかなければいけないので、○○さんの検査出しをお願いします。」とメンバーや助手さんに声を掛けたり、医師に検査出しをするまで待っていてもらえるかを確認する、など。
一人で全てはこなせないと思ったらヘルプを出しましょう。
協力して仕事をするのも大切ですね。
まとめ 仕事が早い人は常に効率が良い方法を考えている
仕事が早ければ良い訳では決してありませんが、ダラダラ残業して仕事をするよりも、なるべく早く、丁寧に仕事が出来るのが一番です。
私は「今日も残業確定だから、記録は申し送りの後にまとめて入力すればいいや~」って思って仕事していましたが、先輩からアドバイスをもらってからは、定時で帰るを目標に仕事をする様になって、圧倒的に作業スピードが上がりました。
結局、どうやったら仕事が早く終わるのか、どうしたら効率が良いのか、よく考えて仕事をしているんですね。
仕事が早く終わって自分の時間が持てるようになると、プライベートに時間も増えてリフレッシュも出来ます!
- 新人看護師でも効率よく仕事が出来る5つのコツ
- 事前準備は完璧にできるよう心がける
- 今できる事を今のうちにやる
- 隙間時間に記録する
- 時間管理を意識する
- ヘルプを出す
ぜひ、1つ2つでも意識して仕事をしてみて下さいね。
他にも新人看護師さんに向けた、今よりちょっと仕事がやりやすくなる仕事術を紹介しています。
ぜひ参考にして下さいね。
こちらも読まれています
-
学校では教えてくれない!今より働きやすくなる看護師1年目の仕事術
私が看護師1年目の時に感じた事は、学校では習っていない事、あるいは参考書に載っていない事の方が大変…!!!という事でした。 辛い実習に耐え、国家試験にも無事合格して、憧れの看護師になったものの、職場で ...
続きを見る