1年目の時最大級に苦手だったのが、
\\申し送り//長いと露骨にイライラする先輩
ツッコミまくりの先輩報告も申し送りも怖くて、余計うまく伝えられず悩んでました…
そんな私が心掛けてやった事
⬇︎
✨1番大事な事を最初に言い切る✨その後に必要な背景やデータを伝える!
— すい@新人看護師のミカタ (@sui1234555) 2019年6月15日
先日申し送りについてツイートしたところ、もっと詳しいコツや、具体例を聞きたいと返信やDMを頂きました!
「申し送りや報告って難しい!!」と感じた事はありませんか?
私も看護師1年目の時、申し送りがすごく苦手で、いつもビクビクしながら話していました。
新人看護師さんは特に、申し送りや報告が苦手って人多いですよね。
申し送りが苦手すぎて。リーダーさんが恐怖すぎて萎縮していつも頭真っ白になってしまう😭
どうしたら申し送り上手く行きますかね。— おいも (@iuGK3rk40W3amNy) 2019年6月13日
夜勤への申し送りめちゃめちゃ突っ込まれた。。。
経験年数30(推定)からしたら経験年数2の申し送りになんて、ねぇ。。。— Ns'2年目@ひいな (@uvUx7qeprmVdr6i) 2019年6月15日
ツイッターでも申し送りが苦手!先輩から突っ込まれる!といったツイートをよく見ます。
スムーズに申し送りが出来ないと、先輩達からめちゃくちゃ突っ込まれるんですよね。
「ダラダラと長い。要点だけ言って。」
「で?だから何?」
これらは、実際に私が言われた言葉です。
報告の途中で遮られて、いろいろ突っ込まれまくり…。
業務も忙しいし、夜勤前は特に1分1秒でも惜しい。(情報収集は時間との勝負!ラウンドも早く行きたい…)
だから、要点がまとまっていない申し送りや、報告をすると怒られてしまうんですね。
そこで新人の時「もっと申し送りが上手く出来る様になる方法」をプリセプターに相談しました。
そこで教えてもらったアドバイスは2点
ポイント
その後は、ISBARを意識して伝える
この2点を意識して申し送りや報告をする様になってから、先輩からの突っ込みも減り、相手に分かり易い伝え方が出来る様になりました。
では、詳しく解説していきますね!
プリセプターとの上手な付き合い方については、こちらの記事を見て下さい!
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新人看護師が苦手な申し送りや報告、なぜ上手く出来ない?
申し送りや報告がなぜスムーズに出来ないのか、その原因は2つあります。
このような伝え方になっていないか振り返ってみて下さいね。
時系列で話してしまう
よく新人看護師さんがやりがちな報告の仕方です。
「501号室のAさんが、今朝は何もなかったのですが昼食後からちょっと赤い便が出て、夕方には~…今の症状は~…」
起きた事や患者が話した事をそのまま時系列で話してしまう。
これでは重要な事が何かさっぱり分かりません。
報告を受けている先輩看護師から「それで!何!!」と報告を遮られてしまう事、間違いなしです。
関係ない話題に広がる
話している途中で、あれも言いたい、これも言いたいと話が膨らんでいったり、
「○○さんがこう言って、こうなって、△△になった。」
まるで劇を聞いているよう…。
申し送りの時間も長くなってしまいますね。
それはいま言うべき事なのか…余計な事は話していませんか?
新人看護師の申し送りや報告で一番大事なコツ!
「一番伝えたい事を最初に言おう」
まず最初に、「一番重要な事」「一番伝えたい事」を言いましょう。
わざわざ最後までとっておく必要はありません。
最後まで一番重要な部分が分からないと、話している途中で「それで、何が言いたいの!」と遮られてしまう可能性が大です。
報告を受けている方は、最初の内容でヤバい状況なのか、そうではないのかを、判断をしたい。(語彙力の無さ…笑)
なので、時系列だったり重要な事が最初に出てこないと、結論を早く言ってと突っ込まれてしまうのです。
新人看護師さんの中には一番重要な事が何か分からないって人もいるかもしれません。
一番当てはまるのは、患者さんの異常値や症状などですね。
アセスメントやどう対処したらいいのかが分からなくても、手遅れにならないうちにまず、異常値や症状、何かおかしいという気付きを報告しましょう。
アセスメントや対処方法は先輩と一緒に考えても良いと思います。
まずは異常を早期に報告する事が大事!
新人看護師の申し送りや報告のコツ!ISBARを用いて伝える
一番重要な事を伝えた後は、ISBARに沿って状況を説明すると簡単に状況がまとまって、相手も聞きやすい報告になります。
私もプリセプターからこの方法を教えてもらってから、意識して報告するようにした所、スムーズに報告が出来る様になりました。
難しくないので、ぜひ活用して下さいね。
新人看護師の報告や申し送りで活用しよう!ISBARとは?
S:Situation(状況、状態)
B:Background(背景、経過)
A:Assessment(評価)
R:Recommendation(依頼、要請)
引用:急変時の報告がうまくできない?SBAR(エスバー)を活用すれば、情報伝達力をスキルアップできます
まず最初に「一番伝えたい事」と言い、その後はISBARに沿って説明していきます。
こうする事で、自然にまとまった分かり易い報告が出来ます。
次に実例を紹介しますね。
ISBARを活用した新人看護師の申し送りや報告の実例
ISBARに沿った報告をしてみると、
「501号室のAさん」I
「昼食を摂取後に多量の嘔吐と腹痛を訴えています。」S
「大腸がんターミナルの患者で、3日前から排ガス排便がありません。」B
「イレウスを起してしまっている可能性があります。」A
「主治医へ報告をお願いします。」R
S(状況)で一番初めに大量の嘔吐と腹痛という「異常な状態」を伝える事で、何が重要な事なのかすぐに理解できます。
その後に患者背景や観察した事、それらの状況から考えられるアセスメントを順番に伝える事で内容がゴチャゴチャせずに聞き取れます。
申し送りVer.
「502号室のBさん」I
「14時に吐血しました。」S
「暗赤色の吐物片手1杯分。以後吐血はありません。」B
「腫瘍からの出血が考えられる為、絶食、止血剤の点滴が開始になりました。」A
申し送りの時は夜勤者も情報収集している為、患者の疾患などは省いて重要だった事のみを伝えています。
バイタルも変わりなければ、わざわざ言いません。
これらは一例です。
私が勤めていた病院は看護記録に書いてある事は言わない決まりだったので、看護記録にしっかり入力できていれば言わない時もありました。
私が先輩看護師への申し送りや報告で緊張しない為にやっているコツ
無駄に緊張してしまって、話しが詰まってしまって、スムーズに伝えられなかったりする事もありますよね。
でも落ち着いて報告出来る様に、報告する前に2つの事を実践しています。
申し送りや報告前に伝えたい事を整理しておく
申し送りまで時間があって、ワークシートを見ながらまとめる時間があれば良いのですが、急変やバタバタとしていて早く報告をしないといけない時は焦りますよね。
焦ると、まとまりのない報告になりがち。
そこで私はワークシートを挟んでいる板に、ISBARを書いた紙を挟んで持ち歩いていて、いざ報告!という時にそれを見ながら報告しています。
焦るとISBARを忘れて、まとまりのない報告になりがちなので、目で見て確かめられると安心感と、いざって言う時に助かります!
だんだん報告の仕方が身に付いて来ると、自然に出来る様になりますよ。
私が活用していたISBARの表を作成したので、ぜひ活用してみて下さいね。
先輩看護師をイメージして…頭の中で申し送りや報告をシミュレーション
夜勤の申し送り前は、言いたい事を頭の中でシミュレーションする様にしています。
そうすると、看護記録に書いた事だから言わなくて良いやつだったとか、これは言っておいた方がいいなとか頭の中が整理されるので、話しやすくなりました。
まとめ 申し送りや報告が上手い新人看護師を目指そう
スムーズな申し送りが出来る3つのコツ
- 時系列ではなく、「一番重要な事」を最初に言い切る
- ISBARを活用し、要点を絞って伝える
- 事前のイメトレ
「申し送り難しい…」って思っていましたが、この3点を意識するようになってから、スムーズに報告が出来るようになりました。
スムーズに報告が出来る事で、相手も聞きやすくなり、ストレスフリーなのは間違いなしです!
報告や申し送りで悩んでいる人は試してみて下さいね!
「申し送るのが怖い!」そんな怖い先輩とのコミュニケーション方法についてはこちらの記事を参考にして下さい!
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